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国分寺の家2(リフォーム)
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19年間住んでおられた住宅のリフォームです。
現在、夫婦と子供2人の4人住まいですが、新築した当時は夫婦2人暮らしでした。
子供さんが生まれることを予想して建てたそうですが、
成長と共に生活スタイルの変化と、使い勝手が悪くなってきたそうです。
また、建物の各部の老朽化や耐震補強をしたく、リフォームをすることになりました。
既存建物は、元々施主のご希望で洋風の仕上げになっていました。 今回のリフォームでも洋風のイメージを大切に、しっとりし落ち着いた空間に仕上げました。 仕上材は主に、国産材の木と左官壁、そしてタイルなどを使用しています。 リフォームをする際には、構造補強、断熱ペアガラスサッシに変更、断熱材の補強、床暖房などを施しています。 |
【リビング・ダイニング】
壁・天井は砂漆喰、腰壁には縁甲板やタイル貼り仕上です。
床は、タイルでデザイン貼りを施しています。
飾り棚のカウンターには、柔らかな曲面で造った左官の人研仕上です。
部屋全体が明るく、落ち着いた空間を演出しています。
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【キッチン・バックヤード】
ステンレスのシステムキッチンの対面に、食器棚付カウンターを設けました。
その裏側にはバックスペースとして、食品庫と家事をしながら使えるパソコン机を配置しています。
カウンターの周りを回遊でき、使い勝手が格段に良くなりました。
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【玄関ホール】
元々大きな玄関ホールのスペースだったので、両側に壁収納の下駄箱を設けました。
また、玄関部分とホール部分の間に付けた扉は、
空間の領域分けと冷暖房の効率に役だっています。
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【階段室】
既存階段室の天井を上げて伸びやかさをだしています。
仕上の砂漆喰やタイルとが一体となって、気持ち良い空間です。
スチールの手摺は、階段なりに曲がり、美しい曲線美と機能が融合しています。
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【洗面・トイレ】
こげ茶とベージュ色のタイルを使って、シックに仕上ています。
お客様用でもありますが、将来的に車椅子利用も考えています。
手摺などが取り付けられるように、下地には補強を入れてます。
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【寝室・書斎】
寝室と書斎との間にはアーチを設け、意識が変わるようにしています。
壁は、白い砂漆喰と縁甲板も白く染め、天井のサーモンピンクの左官が浮き立つちます。
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【子供室】
既存の勾配天井を利用して、杉や桧板張りの内装で屋根裏風の雰囲気です。
造付けのクロゼットや本棚、小さな洗面化粧台をコンパクトに収め、狭い部屋を有効利用しています。
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【廊下】
子供室の引戸に使用したステンドグラスは、既存玄関ドアの物を再利用して使っています。
また、廊下の細板張りは、ピンボード代わりに子供の作品などを貼れるようにしています。
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【寝室2】
北側の暗い部屋なので、白い砂漆喰を基調にラインを入て、明るくモダンな雰囲気にしています。
壁のラインの中には、絵柄タイルを所々に入れて楽しく仕上げました。
天井が他の部屋より低かったため、窓側を高くして空間の伸びが感じられるようにしました。
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【サンルーム・多目的室】
既存サンルームは、洗濯物を沢山干せるように室内側へ広げました。
また、多目的スペースには、造付のクロゼットや収納、主婦スペースを含め、色々な用途に利用できるようにしています。
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《改造前と改造後の比較》
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【改造前の洗面・脱衣室】
部屋のスペースの割りには、天井高が低く圧迫感がありました。
また、洗面と脱衣室が一体なため、洗面を使っている時には、他の人が脱衣をすることができませんでした。
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【改造後の洗面・脱衣室】
勾配天井にして、既存の小さなトップライトを生かしながら、開放的にしました。
洗面と脱衣スペースが仕切れるように、引戸を壁内に収納しています。
仕上は白を基調にして、化粧台の前面のみ綺麗なブルーのモザイクタイル貼で、さわやかな感じに仕上ています。
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【改造前のトイレ】
入口に段差があり、内装もクロス貼りで、3尺巾芯の一般的なトイレでした。
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【改造後のトイレ】
床の段差は、解消してフラットにしました。
部屋の巾を広げ、カウンター付きの手洗い器を設けて開放的です。
腰壁にはワインレッドのライン入りタイルを使って、空間を引き締めています。
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